子宮頸癌検診 - - ヒトパピロ

子宮頸癌検診 - ヒトパピローマウイルス(HPV) 感染検査

子宮頸癌の99%は、ヒトパピローマウイルス(HPV)感染によって引き起こされるといわれています。

子宮頸癌は予防が可能です。

毎年、世界で50万人の女性が子宮頸癌と診断されている

毎日、ベトナムで7人の女性が子宮頸癌で亡くなっている

子宮頸癌は、子宮頸部の細胞異形成(前癌状態)の一部が数ヶ月~数年(10年)かけて癌化する

子宮頸部の細胞異形成は、無症状だが、細胞診によって診断が可能

HPV感染の診断、子宮頸癌予防のために、検査が大事

ファミリーメディカルプラクティスでは、国際ガイドラインに沿って、現在最も的確な診断が得られる子宮頸癌検査である、「HPV検査」を導入しています。

従来の細胞診も可能ですが、より的確な診断のため、この新しく導入されたHPV検査を強くおすすめします。子宮頸部から細胞を擦り取るという検査方法は、細胞診でもHPV検査でも変わりません。一度の細胞診で両方の検査をすることが可能です。

HPV検査により、感染の有無、感染しているHPVの方を明確にし、その結果を元に治療方針を決定し、子宮頸癌の予防をします。

HPV検査の感染診断精度は、92%、細胞診の細胞異形成診断精度は50-70%

性交渉経験があるおよそ80%の女性が、一度はHPVに感染するといわれている

ほとんどのHPVは、性交渉を経験する前に予防ワクチンを接種することで、感染を予防することができる

HPVには100以上のタイプがあり、そのうち16型と18型が、「発癌性高リスク型」といわれています。16型・18型に感染している10人に1人の女性に、前癌病変が認められるという研究結果が出ています。HPV検査では、感染しているHPVが、発癌性高リスクか低リスクかを的確に診断することが可能です。

HPV検査の精度を高く保つために、当院の医師達はHPV検査方法の訓練を受け、細心の注意を払って検査にあたっています。