新型コロナウイルス感染者 - No.91、スコットランドへの医療搬送をファミリーメディカルプラクティスが遂行

新型コロナウイルスに感染し重症であったキャメロン氏が、順調に回復をし、7月12日ベトナムから英国・スコットランドへ帰国されました。このスコットランドへの医療搬送は、ベトナム政府からの依頼を受け、ファミリーメディカルプラクティスによって行われました。

この医療搬送は、ホーチミン市 → ハノイ、ハノイ → フランクフルト、フランクフルト → ロンドン、ロンドン → グラスゴー という航路で行われ、非常に複雑なものでした。

まず、搬送中、患者の安定した容態を保つよう医師による継続的なケア。そして、搬送中に起こり得るあらゆる事態にも対応が出来るよう万全な準備。また、多くの国々が海外からの入国を厳しく制限している状況で、滞りなく出入国・トランジットが出来るよう、事前の段取り。

患者を必ず無事に搬送するという決意のもと、携る全ての関係各所・関係者が一丸となって協力し合い、完璧な段取り、準備、搬送中のオペレーションが揃い、この医療搬送は実現しました。

ファミリーメディカルプラクティスは、ベトナムで20年以上もの実績を持ち、ベトナムの医療を支えるために邁進して参りました。院長・CEOであるラフィ・コットは、ベトナム航空のメディカル・アドバイザーでもあり、ベトナム航空をはじめ他航空会社とも協力をし、医療搬送を実施しております。これまでも、アジアで初の例となるECMO空路搬送を2度成功させてきました。

今回の搬送をファミリーメディカルプラクティスが全面サポートできたこと、そして、関係各所のご協力を得て、無事に搬送を完了することができたことを、当院の医療チーム、サポートスタッフ一同、大変誇りに思います。

キャメロン氏がスコットランドで更に回復をし、一日でも早く通常の生活を送れるよう、心よりお祈り申し上げます。


ファミリーメディカルプラクティス

院長・CEO - ラフィ・コット

スタッフ一同