オーストラリアへのビザ申請についての重要なお知らせ
ファミリーメディカルプラクティスは、2017年8月8日をもって、オーストラリア・ビザ申請のための健康診断の実施を致しかねることを、お知らせいたします。
数ヶ月前、オーストラリア入国管理局は、外資系医療機関に対し、ベトナム国内での結核の治療を無料で行うよう要請しました。同国入国管理局は、結核の治療費が高額であるために、結核を患う人々が、移住の機会を失っているとし、解決策として、ファミリーメディカルプラクティスを含む医療機関が、治療費を負担すべきだという見解を示しました。
オーストラリア入国管理局の要請は、ビザ申請のための健康診断の費用自体を値上げすること、つまり、結核が陰性で治療の必要がない申請者も、費用の値上がりの負担を強いられることになります。 ファミリーメディカルプラクティスが調査したところ、オーストラリア入国管理局は、NPO組織といわれるIOM 国際移住機関と合意し、結核の検査及び治療のプロセスを管理する取り決めをしました。IOMは、このプロセスの管理に対し、地元の仲介組織を通して、大変高額な費用を請求するとみられます。
また、ベトナムの公立病院にも、ビザ申請のために無料で結核を治療するよう要請するとし、この費用は、ベトナム国民が納める税金によって賄われることになり、この取り決めの公正性が問われます。 オーストラリア入国管理局が独自の判断のみで実施するこれらの取り決めを、社会が疑問を持たずに受け入れてしまう懸念があります。
ファミリーメディカルプラクティスは、違法とも取れるこの取り決めに対して、深い不信感を抱いております。 そして、以下を疑問点とします。
この件の主な問題点は、結核はベトナム政府が取り組む公衆衛生上の大きな問題の一つであるのにもかかわらず、上記の取り決めがそれを利用しているということだと考えます。 ファミリーメディカルプラクティスは、この取り決めは不透明・不当であると見なし、厚生省に見解を求めています。
7月25日、オーストラリア政府と入国管理局は、ファミリーメディカルファミリーメディカルプラクティスのビザ申請サポートサービスの質が基準に満たないとし、今後、当クリニックで実施されたビザ申請の健康診断は認めないという通達を出しました。当クリニックは、これまで20年もの間、オーストラリア政府のビザ申請プログラムをサポートして参りました。そして、同国政府の厳しい基準を満たし、規則を守り、厳しい監査を毎年通ってきいます。この事実があるにもかかわらず、この様な事態に至ったことを、誠に遺憾に存じます。
CEO・創設者 - ラファエル・コット医師 Dr. Kot Raphael – CEO |
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